Masukアントリュウスは、フローラの国の神と半神半人に何かあったら、直ぐに一つ目の国へ連絡に来るように指示をした。
イダスとグレンが騎士や兵士達に新たに役職をつけ、留守中を任せる事にした。
ヒューイが、一週間の時間の中で、出来る限りの神や半神半人に連絡を取り、フローラの国へ集結するように声を掛けた。
間に合わない者は、直接一つ目の国へ来るようにと連絡をした。
一週間がたち出発当日、フローラの国に100人くらいの神や半神半人が集まった。
アントリュウスがその神達を見て「凄いわね!こんなにたくさん来てるの?」
ヒューイが「いえ!まだ間に合わない者が大勢います!家族で来る者や仕事などしてる者がいて、500人くらいになる予定です!天界にいる者は、直接一つ目の国へ来るように言ってあります」
ティターン神族の神達がアントリュウスの前に来て、跪いた。
「あの跪かなくていいから普通にして」
ティターン神族達は、アントリュウスは噂どおり従者を跪かせないんだと思った。
アントリュウスは思った。
飼育係を頼んでおいて跪かれたら申し訳ない気分よ
集まった神達は、飼育係で来たものと思っていた。
ヒューイが集まった神々に「みんな!普通にしてくれ、前に説明したとおり我らが王は、従者にも友人として扱ってくれる御方だ」
うぉぉぉぉぉ~~とどよめきが起きた。
ティターン神族は、殺戮の神アントリュウスの噂を知っていたので警戒していたが、ヒューイの話しどおりの神だと喜びの顔をした。
アントリュウスがヒューイに「何かお願いしたい事があったら言うから自由にして!貴方達も自分達で国にしたい所を決めてね!」
ヒューイは、思ったとおりの言葉に喜びの顔をした。
「はい!アントリュウス様、私達の国造りをさせて頂きます!それと飼育係をしっかりやりますのでご安心を」
イダスとグレンは、ドラゴに乗り、アントリュウス達は天界へ向かった。
天界の門に来た。
アリエルとウリエルがアントリュウスに出迎の挨拶をした。
「これは、アントリュウス様!開拓に行かれるのですね?」
「ええ!そうよ、それと人間が二人いるんだけど大丈夫?」
アリエルとウリエルが少し困った顔をした。
「内緒で入れますから公にしないでください、人間が天界に来た事が知れると天界中に噂が広まります!人間という事は、内緒にしておいてください」
とアリエルが言った。
「人間が天界に入ってしまった事が知られると僕達!怒られます!退職金にも影響しますから受け取るまでは、見つからないようにしてください」とウリエルが言った。
「わかったわ、ありがとう!イダス、グレン内緒だからね!」
イダスが「はい!心得ております!私達は、飼育係の神です」と言った。
イダスとグレンは、天界のオーラに驚いた。
グレンが「飼育係でも充分だよな、これだけのオーラを浴びられるなら、能力が覚醒されていくような感覚だ」
イダスは、少し不機嫌そうだった。
「これだけのオーラを浴びて、もし神になれたとしても弱小の神とわな!」
一つ目の巨人の国に入り、そこから更に進み街に着いた。
街の入り口の所にヒューイに声を掛けられた神達がいた。
その数は、およそ1,000人くらいだった。
更に遠くの方からも、こちらに向かって来る神々がいた。
ティターン神族だけでなく、アントリュウスが国を作る話しを聞き、ゼウスに反感を持つ神や殺戮の神アントリュウスに憧れる神もいた。
ここに集まった神の数だけで2,000人程いた。
予想をはるかに上回る人数だった。
集まった神々は、アントリュウスに挨拶をした。
街に入ろうとした所でアントリュウスが神々を止めた。
「みんな!待って、敵意のある神が大勢隠れてるわ!ここで待機してて」
そこに集まった神達は、アントリュウスの神の声を聞き待機した。
そして、一人で街に入って行った。
待機した神達は、アントリュウスの神の声を聞き、噂では聞いていたが、男性の姿で女性の話し方をするパネース様の純血!その神の声は、本物だと涙ぐむ者までいた。
アントリュウスは、男の台詞の喋り方に飽きたので、どうでもよくなって普通にしゃべっていた。
でも戦いの時に、たまに冗談で、男の台詞を使っていた。
それよりも驚いたのは、従者を待機させて、王が自ら一人で乗り込んで行く姿にどよめきが起きた。
アントリュウスは、この街から、沢山の神達からの殺気を感じた。
警戒し、神のオーラを出すと黄金の翼が一際大きな輝きを発した。
アントリュウスの巨大なオーラに集まった神々がざわめいた。
何という神の力!まさにゼウスに匹敵する神!我らの王。
アントリュウスは、空を飛び上空から警告した。
神の声を発し
「この街にいる者!殺意を向ける者が多くいる!抵抗する者は、殺すわ」
殺気を込めた巨大なオーラで警告した。
街に潜んでいた神達が口々に「こんなオーラに勝てるわけねぇ!」
「殺戮の神アントリュウスだぞ!神のレベルが違い過ぎる!」
「殺意をなくせば殺さないなら殺意を棄てたほうがいい」
この街に潜伏していた多くの神達が震え観念した。
そして、次々と降参してきた。
アントリュウスは、街にまだ潜伏している神達に最終警告した。
「まだ隠れてる神!貴方達は、降参しないのね!このまま生かしておいたら危険だわ!殺すわ」
そう言って剣を抜いてオーラを注いだ。
潜んでいた荒くれの神達が慌てて飛び出してきた。
そして、アントリュウスの前に土下座して命乞いをした。
アントリュウスが、奥に歩いて行った。
「殺意を消しなさい!」
と怒った。
そこに隠れてる荒くれの神達が出てきた。
ヤバい殺される!取り敢えずここは、頭を下げておこうと隠れていた荒くれの神達も出てきて命乞いをした。
アントリュウスは、首を斬り落とした。
近くにいる神が腰を抜かして言った。
「待ってください!降参してます」と震えながら言った。
「貴方達!本気で降参してない!生かしておいたら誰かが被害にあうわ、殺しておいたほうが確実よ」
そう言って、邪悪な心を持つ荒くれの神を何人か殺した。
殺されなかった神達には温情を与えた。
「貴方達は、まだそれ程、邪悪な魂ではないわね、弱い神や動物の神に酷い事をしたら殺すわ」
近くにいた荒くれの神達は、殺された荒くれの神の死体を見てガタガタと震えながら首を何度も縦に振った。
「肝に命じます!どうかお許しください!私達も配下にしてください」
街で潜んでいた神たちは降伏した。
急いでパネース様の所へ連れて行けば蘇生できる。 アルテミスは、アントリュウスの所へ走りだした。 だが、兵士達がアルテミスを止めた。 アルテミスは、怒りの表情で「何をする!試合は、終わっただろ」「いえ!まだ試合は、終わってません、神の死とは、消滅するまでです!アントリュウス様は、ギブアップをしていません」「何だと!ゼウス貴様〜~!」 アルテミスは、ゼウスを怒りの形相で睨みつけた。 殺気のオーラを込めて兵士に向かって言った。「死んだ者がギブアップを言えるかー!アントリュウスは死んだ、そこをどけー!」 兵士達は、アルテミスの殺気のオーラに恐怖を感じた。 そこへミカエルが飛び込んだ。 怒りで兵士達を殴り倒した。 ガブリエルとラファエルが、結界を破りにかかった。 ゼウスの警備の兵士が次から次へと出て来た。 黄金の翼の警備の兵士と戦いになった。 タヌキンナとキツネコが観客席から飛びだした。 ゼウスは、アントリュウスを恐怖で脅えた目で見ていた。 ゼウスは、大量の血を流していた。 この防具と剣がなかったら死んでいたのは、私のほうだ。 危険だ転生してきたら今度こそ私を殺しに来る。 ゼウスは、アントリュウスに近づき手の平を向けた。 黄金の翼の神達により結界を破りアルテミスは、アントリュウスの近くまで来たが、更に結界が張ってあった。 ここまでやるのか! アルテミスの目の前でゼウスがアントリュウスを消滅させようとしていた。「やめろ、やめろ〜!アントリュウスを消滅しないで!私は、何だってお前の言う事をきく、だからアントリュウスを消すな~~!」 だが、ゼウスには、アルテミスの言葉に耳を貸さなかった。 アントリュウスに呪いをかけ消滅させる事に全神経を集中させていた。 アルテミスの目の前でアントリュウスの二つの翼が抜かれた。 衣服と剣を残してアントリュウスの姿が消滅した。 アルテミスは、怒り、怨み、悲しみが湧き出し大きな声を出して泣いた! うわああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ! 綺麗なアルテミスの顔が鬼の形相になり泣きながらゼウスを睨みつけた。 ゼウス~!お前を殺してやるっ!お前を絶対許さん! アルテミスは、泣き続けた。 タヌキンナは、大きな声で泣いた。 キツネコは、アントリュウスとイダスを失い絶望した。 ドラゴは、
会場にいた観客全員、アントリュウスが消滅したかに見えた。 タヌキンナが魂の繋がりを感じた。「アントリュウス様は、死んでない!」 雷霆から放たれた光の中からそれ以上に輝く光が現れた。 雷霆の光の中から現れたその姿は、黄金の翼が一際輝きを増した、女としての本当の姿の女神アントリュウスだった。 女としてのアントリュウスに会場中、ゼウス陣営までも魅了された。 神々は、口々に言った。「これ程、美しい女神は、見た事がない!」 女性の神々からも「女の私達から見ても惚れてしまうわ」 アポロンもその美しい姿に魅了された。 フローラなのか!? アントリュウスは、全ての力を出す為変身に使っていた神の力も解除し完全な女神アントリュウスとして現れた。 ゼウスは、その姿を見て「アントリュウス!私の妻にならないか?」「ぬかせ~!お前を殺してやる!」 アントリュウスは、怒りは、頂点だった。 こんなに腹を立てたことは、生まれてから今までなかった。 アントリュウスは、怒りで発した巨大なオーラと呪いを剣に注入した。 完全にゼウスを殺す気になった。 アントリュウスの女性の姿での戦いに、嫌らしい目で見る者はいなかった。 美しい女性に魅了された目で向けられた。「ゼウス!続きを楽しもう!」 アントリュウスは、ゼウスに斬りかかった。 ゼウスは、アントリュウスの剣を交わして剣を肩に突き刺した。 アントリュウスの肩から血が流れた。「ゼウス!凄いよまさか今の剣を交わして刺してくるなんて!だが肩では、恐怖を与えられないよ」 アントリュウスの肩の傷が治っていった。 ゼウスが驚きの顔を見せた。 何故簡単に治る!私の呪いをかけて刺したのに、まさか既に私より神の力が上だというのか!? ゼウスは、神の王としてのプライドがあった。 何があっても負けるわけにはいかない! ゼウスは、必死になって戦った。 神々は、ゼウスは、圧倒的強さを持つ神として余裕の戦いで勝つ姿しか知らなかった。 ゼウスは、必死になった分、本来の力より増した戦いになった。 お互いの剣が、激突した。 ゼウスは、アントリュウスの剣をしのいでいたが体中にかすり傷を受け血が流れていた。 アントリュウスの剣にゼウスは、防戦一方になった。 誰もがアントリュウスの勝利を確信していた。 神の王の世代交代!
ゼウス側の応援席の神達が動揺した。「笑ってる!ゼウス様の今の攻撃を受けて!」「普通逃げだすだろう、それなのに笑いながら向かって行くなんて」 ゼウスは、焦った。 何故だ!何故斬れん!?この世界の全ての物を斬れる剣、 この剣に私の最大限のオーラを注いだ。 この剣ならば奴のオーラや魂まで斬れるはず、今のでアントリュウスの剣と体を斬っていたはずだ! アントリュウスが微笑ながら近づいて行った。「ゼウス、楽しもう!今までで戦った中で一番凄いオーラだ!この超越した感覚、私をもっと楽しませろ!」 アントリュウスの翼が一際強く輝いた!ダイヤモンドを散りばめたような輝きを発した。 アントリュウスは、ゼウスとの戦いのオーラと迫力、今の攻撃で死を予感させられ芸術性を感じワクワクし、楽しくなっていた。 アントリュウスが斬りかかった。 ゼウスが、剣で受けたがアントリュウスの剣の威力が強く、ゼウスが地面を引きずるように後ろに下がった。 何だと!この威力!この剣でもアントリュウスを斬れんというのか? アントリュウスは、ゼウスを一方的に攻撃した。 ヒューイは興奮した。「ゼウス!アントリュウス様の本気は、こんなもんじゃないぞ!お前は、今日何度も死の恐怖を味わう事になる」 ヒューイは、嬉しそうに笑った。 アントリュウスがゼウスの心臓を刺した。 ゼウスは、吹っ飛んだが刺された心臓は、生地の防具とオーラによって守られた。 ゼウスの傘下の神々がアントリュウスの強さに驚いた。「ゼウス様が押されいる」「こんなゼウス様を見る事になるとは、思わなかった」 この防具でなかったら殺されていた! ゼウスは、焦った。 アントリュウスは、戦いに酔った目をしていた。「ゼウス!お前の力は、こんなものじゃないだろ!本気を出せ!私をもっと楽しませろ!」 そう言ってゼウスの首に剣を突き刺した。 ゼウスは、オーラを使い防いだが剣の先が首に刺さり血が噴き出した。 ゼウスが逃げ10メートル程、後方にさがった。「おのれ~!アントリュウス貴様、簡単には、殺さん!死の恐怖を味合わせ続けてやる!」 ゼウスがオーラを使い首の傷が治っていった。 アントリュウスは、それを見て、薄笑いを浮かべた。 ゼウスの回復を待った。 ゼウスを恐怖と怒りにより覚醒させて楽しもうとした。 そして見えない速
天界のコロシアムに着いた。 神竜を見て、神々が騒ぎだした。 コロシアムに入ろうとしたところゼウス側の警備員に止められた。「この試合の規則で危険物の持ち込みは禁止です」 タネキンナが怒った。「ドラゴを危険物!確かに危険物だけど、ドラゴは、アントリュウス様の子供の地位を持ったペットよ!」「神竜をペットということは、認められません、周りの神を食い殺します」「ドラゴは、私の弟でもあるのよ、私が暴れないようにする」「周りの神々を見てください、怖がってる神もたくさんいます!今日は、親善試合の日です周りから恐怖を感じさせる神竜は、危険物として入場させられません」 ドラゴは、コロシアムに入れなくなり離れたところで待機する事になった。 コロシアムに観客が入場し、アントリュウスとゼウスの入場が始まった。 アントリュウスが、アルテミスと3人の銀の翼が付き添い、闘技場に出てきた。 ゼウスは、オリンポスの神や従者を従え闘技場に出てきた。 付き添いの神達は、セコンド席に着いた。 ゼウスとアントリュウスが闘技場の中央に立った。 闘技場に結界が張られた。 ゼウスの防具も生地の防具だった。 お互いの神のオーラが激突してコロシアムが揺れ、最強頂上決戦のオーラに観客達が興奮した。「アントリュウス!ここまで成長しているとはな!私を倒して神の王になりたいか?」「まだ、そんな事を言ってるの?王になる気はない!だけど貴方を倒さないと弱い神や人間を殺す!だから倒す!」 ゼウスが剣を抜いた。 ヘパイストに作らせたこの世界の全ての物が斬れる剣、この剣であればオーラや魂まで斬れる! アルテミスは、その剣を見て恐怖を感じた。 アダマスの鎌ではなく剣!?アダマスの鎌以上の武器なのは、確かだと思った。 その剣を見てアントリュウスは、危険を感じ剣を構えすぐに戦闘モードに入った。 ゼウスは、試合が始まり最初の一撃で仕留めるつもりで、速攻でオーラを注いだ。 ヘパイストが作った剣にゼウスのオーラを注ぎ斬りかかった。 あまりの剣の速さにアントリュウスが斬られたと思われた。 アントリュウスは、反応して剣で受け止めた。 あまりの威力にアントリュウスは30メートルほど吹っ飛んだ。 ゼウス側の観客はゼウスの強さを確信した。「やはりゼウス様!圧倒的な強さだ!」 アントリュウスの観
試合の前日タネキンナとキツネコが、黄金の翼の国へ帰って来た。 グレンが「イダスは来ないのか?」と聞いてきた。 キツネコが「イダスもこの試合見に来たかったんだけどアガルタとセーシェルが戦争を始めたの!アガルタの兵士がフローラの国の近くまで来てるからイダスが残る事になったのよ」 翌日になり黄金の翼の国では天界のコロシアムに向かう準備をしていた。 アルテミスは、アントリュウスに付き添って先に向かった。 グレンとタヌキンナとキツネコは、ドラゴに乗って天界のコロシアムに向かおうとした。 フローラの国から神の使いが来た。 使いの神が、キツネコの所にきた。「キツネコ様!ご報告があります!」「私に?」 キツネコは、嫌な予感がした。 グレンが使いの神に「何だ!俺達に関係ない事ですか?」「関係なくは、ありませんが⋯」 使いの神が全員に報告する事にした。「イダス様がお亡くなりになりました」 キツネコは、呆然とした。 イダスが死んだ⋯「どう言う事だ!」 グレンが言った。「昨日の夕方アガルタの兵士がフローラの国の近くに来たので戦いになりました!敵の兵士の中に魔人が多くいたのです」 人間の中に神に近い力を持つ者がいた。 神ではないので、人間扱いとされ戦争に加わって人間と戦うことに条約違反にならなかった。 どの国でも魔人の育成に力を入れていた 魔人は、戦いで手柄を多くたてていた。 フローラの国の神も強い神はゼウスとアントリュウスの試合でゼウスが怪しい事をした場合ゼウス軍と決戦になる。 コロシアムに向かう強い神達は、黄金の翼の国に来ていた。 フローラの国には、弱い神しかいなかった。 イダスとグレンのことを魔人と呼ぶものもいた。 タネキンナが神の使いに聞いた。「イダスの遺体は?」「まだ戦争中で近よれません」 キツネコが「今日は、アントリュウス様の試合の日、アントリュウス様に何かあったときこちらでも戦争になるわ」 タネキンナがキツネコを安心させようとした。「キツネコちゃん大丈夫だよ!アントリュウス様だったら蘇生させられるし、肉体だってアントリュウス様だったら探せるよ!」 グレンが不安そうな顔をした。「肉体がバラバラだったら?」 グレンは、親友のイダスの蘇生が心配だった。「肉体が少しでも残っていればその細胞からイダスのクローン
試合前の調整が終わり新たな剣を貰った。 そして防具は、布製の衣服だった。 この布製の防具であれば戦っていてもスピードを落とすことが無く体に負担がかからない ミカエルが言った。「この世界に何でも突き刺せる剣とどんな剣でも通さない防具、その剣で防具を突き刺したらどうなると思います?」 アルテミスがその言葉に口を挟んだ。「使う神の力によって変わるわよ!それに剣なら突き刺すとき使う力とスピードを速くすれば威力を増すわ!その剣を使ったって、使う神によって威力が違うでしょ、それに防具は、神のオーラを増せば強力になるわ」 ミカエルが、詰まらなそうな表情をした。「アルテミス様のおっしゃっるとおりです」「貴方!試してみたんでしょ!」 ギクッ「アルテミス様も心が読めるようになったのですか?」「読めないわよ、貴方の性格が、わかってきたのよ、それで試した結果は?」 ミカエルは、話しをやめようと思ったが結果を話す事になった。「剣先が折れ防具がへこみました」「そうでしょうね」 アルテミスが澄ました顔で言った。 ミカエルは、アントリュウスの凄さを改て知った。 よくこの女房を可愛いと言って楽しそうにいられるものだと アントリュウスがミカエルの心を読んでしまった。「アルテミスは、怒った顔も可愛くて好きなの」 その言葉にアルテミスが嬉しそうにアントリュウスにくっ付いた。「アントリュウス様、剣と防具は、厄介です!くれぐれも油断しないように」 パネースが、アントリュウスに「危なかったらすぐギブアップするんだぞ、まだお前は、完全に成長したわけではない、天界の果ての守り神だとしても構わん、すぐギブアップしろ」「天界の果ての守り神がそんなに簡単にギブアップしていいの?」「構わん、負けたらここに戻ってきて10年私が技を教えて鍛えてやる!リターンマッチは、ここでやろう、天界の果てのコロシアムを新たに作ろう20万人入るコロシアムにしてゼウスの公開処刑にする」「お父さん!私に負けてほしいの?」「そんな事はないが、ゼウスは、何をしてくるかわからん、絶対的な王だ!まだ隠してる能力があるかもしれない、危なかったらすぐギブアップしろ」 アルテミスが言った。「ゼウスについては、娘の私が詳しいわ、だいたいの事は、アントリュウスに話してます」 パネースがアルテミスに「
イダス達は、アポロン率いる軍に向かった。 怒りにより今までに見せたことのない表情、鋭い怒りの視線が、アポロンに向けられた。 その殺気が周りの仲間にも伝わった。 イダスの体から青白い闘気のようなものが出ていた。 神を殺しやがって!アポロン!お前は絶対許さない。 と、その時死んだと思われたフローラの体が白い光を放った! 仰向けに倒れている状態から垂直に立ち上がった。 アポロンは、その姿を見て「なんだあれは、死体が立ち上がるなんて!魂なのか?こんなの見たことがない!」 フローラは、意識がほとんどなかった。 目が開いた!紅い瞳が明るくなった。 そして両手を上げて手のひらを天に向
逃げ帰った神と兵士達が国王に報告した。「あれは、子供の神ではないです!おそらく子供の姿をした100年いや1,000年は生きた神だと思います!我々のような一般の神では手に負えません!オリンポス12神の神で手を下したほうがよろしいかと思います」 国王は、ゼウスに相談した。 ゼウスは、アポロンを呼びだした。「アポロン!アイアスを連れてフローラを討伐してこい!」「黄金の翼の子供の女神ですか?子供相手に私が行くまでもないでしょ!」「子供とはいえ既に二万以上の兵士と神を何人か殺されている!報告では子供の姿をした長く生きた神かもしれん用心の為お前もついて行ってやれ」「はい!わかりました」
朝になり、フローラのもとに騎士達の報告がきた。「敵の兵士達が戦闘の準備をしています!」 今日は、何人殺せば終わるの?「敵が向かって来ます!」 報告を受け、最前線にいる敵の兵士を見てフローラは、怖い顔になった。 あの神!こんな事を!「フローラ様どうなさいました?」「あの最前線にいる兵士達は綺麗な魂の人達ばかりよ、あの1,000人くらいの兵士を戦わせるなんて!心の悪しき者達は、一番後ろの安全な所にいる」 フローラは、剣にオーラを注入した。 そして最前線の兵士達に向かって行った。 なぜ私は今日も優しい人を殺すの?もう終わらせてほしい!涙が、流れてきた。「もう!いや~」 と
敵が撤退した。 「国王に相談して戦い方を考えよう!神相手にまっとうに戦っていたら全滅だ!」 フローラは、イダス達のところにやって来た。「フローラ様!私達は、見ているだけなのですか?」「私が、もし死んでしまったらイダス達がみんなを守って!街や村が襲われたら避難する所も考えましょ」 騎士達と今後の事を相談した。「騎士の人達は、戦わないで!アントリュウスのように死んでほしくない!私は、街や村の人、騎士の人たち誰一人殺されたく無い!」「ですが」「私は、みんなを守りたい!誰も死ななかったら嬉しい!この中で一番強いのは私!私が騎士の人達を守る!だから騎士の人達は、自分より弱い人を守って







